房総地域の「仕事」について知る機会を持つ
千葉県いすみ市・岬中学校の「総合的な学習の時間」にて、本日より「地域メディアづくり」が始まりました!
中学生が今回制作に取り組む題材、それは・・・
「房総すごい人図鑑」!
一体どのような内容なのでしょうか???
「房総すごい人図鑑」とは、「人と仕事」をテーマにした、房総地域に住む人たちの図鑑。
授業にその方々を招き、中学生が取材を通して仕事内容や、やっていることの意味合いについて理解しながら、インタビュー内容を記事にしてWebメディア(※このサイトです)で発信していきます。
重要なのは、「問いづくり」
今回の授業で、講師の磯木さんが盛んにおっしゃっていたのは、「問題に答えるのではなく、『問い』をつくることに重きを置く」ということ。
授業でお招きするゲストに対する「質問づくり」。これが大事だということです。
「身の回りにあるものことはすべて『問い』からできている」
確かにそうですね。
・「食べ物を長持ちさせるには?」という問いからできた「冷蔵庫」
・「遠くまで速く楽に行くには?」という問いからできた「車」
・「遠くの人と話すには?」という問いからできた「電話」…
磯木さんは、生徒たちに問いかけながら、「問い」を持つことの大切さを伝えていました。
これから、生徒たちは自分たちの住んでいる地域で、好きなことを仕事にしながら暮らしている大人と出会い、「なぜ?」「どうして?」と問いかけながら、その人の仕事について知っていきます。
磯木さんは、自身の著書「小商いで自由にくらす」を通じて、房総いすみ地域に住む、魅力的な方々と出会ってきました。
その出会いの数々は心から楽しく、そして力をもらったそうです。
この経験を、是非とも中学生たちにも感じて欲しい…「房総すごい人図鑑」づくりには、そのような想いが込められています。
これから、中学生たちがこの時間を通じて何を学び、感じ、仕事に対して、将来に対して、地元に対して、「想い」がどのように変わっていくのか、今後がとても楽しみです!
テキスト:椎葉康祐