前回のおさらい
「房総すごい人図鑑」づくりの授業も残りわずか。取材チームは取材内容を原稿にまとめ、インタビュー記事を完成させた後、それをパソコンに打ち込む作業に入りました。
探求チームは、探求したい「問い」について、その「問い」を確かめる方法としてアンケートを実施。その結果をまとめていました。また、本やインターネットで探求テーマについて調べているチームも。
それぞれのチームが「問い」について探求して、自分なりの考えを模造紙にまとめていきます。
慣れないパソコン操作も徐々に…
先週に引き続き、完成したインタビュー記事をパソコンに打ち込む作業をする取材チーム。慣れないパソコン操作。でも一生懸命打ち込みます。やっていくうちに慣れていくよ!
探求チームはアンケートの集計中
ある班は、「国が1つに良いのかどうか」という質問の回答を、「良い」「悪い」で分けていました。
別の班がまとめている模造紙。こちらは「店とは?」というのが探求テーマです。
ちょっと覗いてみると、お店の衣食住がなくなったら、77%は「死んでしまう」と回答されていました(笑)
思わず笑ってしまいました。お店への依存度がすごいけど、本当に死んでしまうのかな…。
お店を1ヶ所でやるメリットは?
というアンケートに対しては、
「限定感がある」
「人件費が少なくて済む」
「行く所が1か所で済むから楽」
など、的を得た回答がズラリ。
自分たちなりの探求をまとめる
こちらは「命とは?」という探求テーマのチーム。
「命 」「生命 」「生かす 」「生きる 」「寿命 」「死 」「死ぬ」
命についての語句の意味を、辞書で調べていました。一つ一つ、似ているようで違うニュアンスがある。言葉の面白さを、「探求」を通じて感じているようです。
終わらせることを目的にしないで!
「あと1時間で終わらせるぞー」という先生の催促。焦る生徒たち。
「終わるかな…」と心配になると同時に、「終わらせることを一番の目的にしないでほしい」という我々メンバーの思いが重なります。最後までとことん問いを「追求」して、良いものを仕上げてほしいところです。
「今日中に終わらせます!」と宣言する生徒たち。時間が限られているのは確か。
兎にも角にも、来週で「房総すごい人図鑑」の授業は最後。
それぞれのチームで、どのような記事ができるのか。探求した「問い」について、自分たちなりの考えた結果はどう現れるのか。
最終回、お楽しみに!
テキスト:椎葉康祐